はじめる
コピーの操作さえ知っていれば、ZenCopy は使えます。 覚えることは 1 つだけ — いつものコピーを、すばやく 2 回。 それだけで、いま選んでいた文章の要約・翻訳・解説・清書が画面の隅に現れます。 どのアプリの上でも同じように動きます。
ZenCopy で毎日できること
Section titled “ZenCopy で毎日できること”- 長いレポートや記事を選んで、要点だけを数行で受け取る
- 外国語のページやチャットを、その場で自分の言語にする
- わからない用語・エラー画面・契約の文章を、かみ砕いて説明してもらう
- 書きかけのメールや文章を、そのまま清書してもらう
やることは全部同じです。選んで、コピーを 2 回。 アプリを切り替えたり、貼り付け先を探したりはしません。
準備するもの
Section titled “準備するもの”- パソコン — Windows・macOS・Linux で動きます。 (Linux の対応範囲は FAQ を参照。)
- Google アカウント — 文章を処理する AI を無料で使うために、「API キー」という長い文字列を 1 つ発行します。 聞き慣れない言葉でも大丈夫です。手順はこのページで 1 ステップずつ案内します。
インストール
Section titled “インストール”GitHub Releases から、お使いの OS のインストーラーをダウンロードします:
ZenCopy_0.6.0_x64-setup.exe をダウンロードして実行します。 「WindowsによってPCが保護されました」という画面が出ることがあります。 これは Windows がまだ知らない新しいアプリに対して一度だけ出す確認で、「詳細情報」→「実行」で進めます。
ZenCopy_0.6.0_universal.dmg を開き、ZenCopy をアプリケーションフォルダへドラッグします。 初回起動時、macOS がインターネットからダウンロードしたアプリを開くかどうかを一度だけ確認します。 「開く」を選択してください。
ZenCopy_0.6.0_amd64.AppImage をダウンロードし、実行権限を付けて(chmod +x)起動します。
アプリ内アップデートが使えるのはこの形式です。 ZenCopy_0.6.0_amd64.deb と
も用意していますが、こちらの更新は新リリースの再インストールになります。
新しいバージョンが出ると ZenCopy が自動で見つけて、ワンクリックで更新できるよう案内します。
ソースコードから自分でビルドしたい方向けの手順は GitHub リポジトリにあります。
無料の AI キーを用意する
Section titled “無料の AI キーを用意する”ZenCopy 本体は無料ですが、文章の要約や翻訳を実際に行うのは外部の AI です — Gemini や ChatGPT で普段使っているものと同じ種類の AI です。 その AI を自分のアプリから使うための鍵にあたるのが API キー(長い文字列)です。 家の鍵と同じで、自分専用・他人には見せない、それだけ覚えておけば十分です。
一番簡単なのは Google の無料キーです:
-
Google AI Studio の API キーのページを開き、Google アカウントでログインします。
-
「API キーを作成」(Create API key)ボタンを押します。
-
表示された長い文字列(
AIza…で始まります)をコピーします。 これがあなたの API キーです。
個人利用なら無料枠で十分で、支払い情報を登録しない限り、料金が発生することはありません。 無料枠の上限に達した場合も、勝手に課金されるのではなく、しばらく使えなくなるだけです。 1 つだけ知っておいてほしいこと: Google の無料枠では、送った内容がサービス改善のために使われることがあります(Google の規約によります)。 仕事の機密文書などを扱う場合は、有料設定にするか、別の AI やローカル実行を選んでください。
- ZenCopy を起動しても、ウィンドウはすぐには開きません。 画面の隅にあるアイコン置き場(Windows ならタスクバー右下、Mac なら画面上部のメニューバー)に、小さなアイコンとして常駐します。
- はじめての起動では、ようこそ画面が開きます。 さきほどコピーした API キーを貼り付けて、このキーではじめるを押してください。 セットアップはこれで完了です。
- コピーした内容は、あなたが設定した AI サービスへ直接送られます。 間に他のサーバーを経由することも、利用状況を収集することもありません。
Google 以外の AI(OpenAI・Anthropic・社内ゲートウェイ・ローカルの Ollama など)を使いたい場合は、別の方法で設定するから設定画面で選べます。
権限について
Section titled “権限について”macOS では「コピーが 2 回押された」ことにアプリが気づくために、1 つの許可が必要です:
- システム設定 → プライバシーとセキュリティ → 入力監視 で ZenCopy をオン
これはキー操作の合図に気づくための許可で、画面の内容を勝手に読むためのものではありません。 オンにしたら、ZenCopy を一度終了して起動し直してください。
許可の操作は不要です。
GNOME(Wayland)では、初回起動時に小さな GNOME Shell 拡張がユーザープロファイル(~/.local/share/gnome-shell/extensions/、sudo 不要)へ自動インストールされます。
「2 回コピー」を検知できるのはコンポジターの内側だけだからです。
GNOME が新しい拡張を読み込むのはログイン時なので、初回起動後に一度ログアウトして再ログインしてください。
有効になるまでは、ようこそ画面と設定画面に案内が表示され続けます。
X11 では起動した直後から使えます。
準備ができたら、このページで試せます。 どこかの段落を選択して、Ctrl/⌘ + C + C(コピーをすばやく 2 回)。 動画は、あるウェブページの文章で実行した様子です:
普段の使い方
Section titled “普段の使い方”- どのアプリでもテキストを選択して、Ctrl/⌘ + C + C。
- 画面の隅にポップアップが現れ、結果が流れるように表示されていきます。
- 結果の上に出ているラベル(「Zen」「翻訳」など)は切り替えボタンです。 クリックすると、同じコピー内容を別のアクションで処理し直せます。 一度見た結果は覚えているので、切り替え直しは一瞬です。 ラベル横の ☆ を押すと、そのアクションが次回からの標準になります。
- ポップアップでは、実行中の停止、やり直す、結果のコピーができます。 Esc キーか外側のクリックで閉じられます。
- 閉じてしまった結果は、常駐アイコンのメニューにある「アプリを表示」でいつでも呼び戻せます。
最初から 4 つのアクションが入っています: Zen(1 文に凝縮)、解説(わかりやすく説明)、翻訳(あなたの言語へ)、清書(下書きを整える)。 自分のアクションも、名前とやってほしいことを書くだけで追加できます(設定を参照)。
テキストだけではありません。 スクリーンショットやコピーしたファイル(画像・PDF・音声・テキスト)も同じ操作で扱えます。 画像などのファイルを送る前には、確認の画面が一度はさまります。
安心のための設計
Section titled “安心のための設計”- 普通の 1 回コピーは、何もしません。 読み取りも送信も起きません。
- パスワードマネージャーなどが「機密」と印を付けたコピーは、2 回押しても無視します。
- 送信先は、あなたが自分で設定した AI サービスだけです。